「単独行動はとらない様に」と、いつもの事務局長の言葉で皆さん思い思いの場所へ散って行ったが。
私はもたもたして、駐車場近辺をうろうろしていた。
すると携帯が鳴り、女性陣の重鎮である宮〇さんから、直ぐ来いとの呼び出しがかかった。
断れるはずもなく、何事かと思いきや画像上段のキノコであった。なんと物凄い見事な群生である!
皆さんが、アキヤマタケかツキミタケのどっちだろう?との事。
柄にわずかながらも滑りがある事を確認してツキミタケとしたが、この手のキノコも類似種がいっぱいあって微妙である。特に傘の頂部がややへこんでいるものも。少し気になる。(笑)
もう1つ(画像下段)、ブル-シ-トにヌメリスギタケモドキの名が付いて並んでいたキノコである。中1の裕〇君が、「これ違うよね~」と。そこで、思わずイタズラ心が出て「いや良いんじゃない…」と。
すると猛然と反論を言い出した。何年か前なら当たった、外れたという反応だったのに。へぇ~…。(笑)
このキノコは、スギタケの仲間で鱗片が繊維状ではなく、棘状である事がわかる。また、採取された方の写真を見せて頂いたが、材上生でありスギタケモドキとした。少しだけ持って帰って撮ったのだが、霧吹きで湿らすとやや粘性がある事も確認出来た。
毎回大活躍の〇宇君や裕〇君は前回同様、同定会で解説をしてもらったが話が聞きやすく上手いもんである。
『好きこそものの上手なれ』と言うが、最近入会された子供達もこんな風になるんだろうなぁ~楽しみである。
やれやれ、いつもの癖で話が長くなったので…。
採取会の様子は、またあとで会の方から出ると思います…。